Raspbianのバックアップ方法(例 ベリーボックス)
raspbianにはバックアップをする方法は何種類かあります。
今回は、OSごとマルッとSDにバックアップして、そのSDがレスキュSDにも活用できる一石二鳥の方法。
「SD Carrd Copier」を使用した方法です。
「SD Carrd Copier」の良い所は、ディスクサイズが違っても、使用容量が保存できる容量があればコピーできることです。
現在の使用容量を調べる。
GPartedをディスク使用容量を調べていきます。
画像右上のラズベリーマーク→設定→GPartedの順にクリックしてGPartedを起動します。



これを見ると12GB弱を使用しています。
Rasbianのインストールには16GB以上のSDカードが使用できます。
※ dfコマンドでもある程度わかりますが、dfコマンドはファイルシステムの情報であるため、実ディスク容量より少なく表示されます。
SDカードを挿します。
ラズパイにはSDカードスロットがあります。
このSDカードスロットにSDカード挿すことが出来ますが、ベリーボックスのケース(quattro)に電源が入ったまま、SDカード挿すことはおすすめできません。
基盤がむき出しになっていますし、とても挿しづらく、誤ってショートさせてしまう可能性があります。

おすすめはダイソーで売っているSDカードリーダです。
ダイソーには、写真と違うSDカードリーダも売っていますが、あまりうまく動きませんでした。
写真のSDカードリーダをオススメします。

今回は、このSDカードリーダに16GBのSDカードをセットして、ベリーボックスの空いているUSBコネクタに挿します。
「SD Card Copier」でコピーします。
画像右上のラズベリーマーク→アクセサリ→SD Card Copierの順にクリックしてSD Card Copierを起動します。


コピー元(Copy From Device)をSSDの/dev/sda
コピー先(Copy To Device)をSDカードの/dev/sdb
の設定します。

設定をしたらStartをクリックします。

Yesをクリックするとコピーが始まります。
コピーが終わるまでに数十分かかります。
確認
確認は、電源がOFF状態の時にラズパイのSDカードスロットにSDカードを挿して、起動します。
起動順的に、SDカードスロット>USB起動>ネットワーク起動となっています。
そのためSSDをUSBに挿したままでもSDカードから起動します。
コンソールを起動して、lsblkコマンドで確認します。

mmcblk0が /boot、/ にマウントされているいればSDカードで起動して正常にマウントされています。
まとめ
今回はベリーボックスを例に、Raspbianのバックアップを行いました。
バックアップは起動しなくなった時などの不良時に有効なため
パソコンを購入した後にすぐに行うことをお勧めします。